境内の建築物 檀家の甘利尚由様に撮影・編集していただきました。本堂・大松・百体地蔵を中心に境内と周辺地域がご覧いただけます。 本堂 現在の本堂は平成十八年四月に再建されました。ご本尊は十一面観世音菩薩像(江戸時代前期作)。また釈迦如来像・地蔵菩薩像(ともに室町時代作)も安置されています。 山門 平成十八年の本堂再建にともなって新たに建立されました。 鐘楼 享和三年(1803)建立。梵鐘は昭和三十八年(1963)に鋳造されたものです。 庫裏・客殿 平成十八年に改修されました。各種行事で使用しているほか、玄関では線香をご用意しております。お彼岸やお盆の際にはお花も販売しています。 如意輪堂会館 葬儀会場・法事後のお食事会場として使用できます。また、多目的用施設として、広福寺ママさんコーラスの練習や高校生ボランティア団体「未来守」の活動拠点としても使用しています。 文化財について 旗本内藤家墓所 福島村二代目領主内藤正頼の墓は昭島市指定旧跡となっています。板石を用いた板碑形近世墓として貴重です。 大松 樹齢500年のクロマツで、昭島市指定天然記念物となっています。広福寺と福島村の歴史を見守ってきた当山のシンボルです。 二千年蓮 故大賀一郎博士が、発掘された蓮の実から開花させた古代蓮です。昭和四十一年(1964)、縁あって大賀博士の育てた蓮より根分けしていただいて以来、毎年大輪の花を咲かせています。見頃は7~8月の早朝です。 百体地蔵 江戸時代まで広福寺には地蔵堂がありました。その由緒から、平成元年よりご縁を募って地蔵像が建立され、平成五年に百体地蔵として成就いたしました。