風と草

鐘声回向の祈り

2025-12-31
こんにちは、副住職の源さんです。

本日10時40分より12時すぎまで、除夜の鐘が鳴らされます。
そして鐘を打ち上げたのち、最後に以下の「鐘声回向」という回向文(読経の趣旨を読み上げる文章)をお唱えします。

願わくはこの鐘声
(願うことには、この鐘の音が)

法界を越え
(私たちの住む世界を越えて)

鉄囲幽闇ことごとく
(宇宙の果ての暗闇の隅々にまで)

皆聞ゆ
(あまねく届き)

耳根清浄にして
(鐘の音を聞いた者の心が清らかになり)

円通を証じ
(仏教の真理を感じ)

一切の有情
(生きとし生けるものすべてが)

正覚を成ぜんことを
(悟りを開いて幸せになりますように)

私は毎年、一年の最後と最初の境の時に、
この「鐘声回向」を大きな声でゆっくりとお唱えするのが好きなのです。

この世の中が少しでも穏やかで平穏なものになり、
皆がしあわせに笑顔で暮らせることを祈る。
そうすることで私自身もあたたかな気持ちになる気がします。

それでは、ホッカイロを貼りすぎて既に体はあたたかな源さんでした。
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