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風と草

掃いても掃いても

2022-11-19
こんにちは、副住職の源さんです。

日に日に寒さが増してまいりました。
落ち葉も日に日に増しています。

さて、今日の禅語はこちら。
「雨を聴いて寒更尽き、門を開けば落葉多し」

大燈国師宗峰妙超の言葉を集めた『大燈国師語録』からです。
宗峰妙超は京都大徳寺の開山。
五条橋の近くで乞食行を行っていたことで知られる高僧です。

「雨を聴いて寒更尽き」
夜、屋根にパラパラと落ちる雨音を聴いているうちに、
寒い夜が更けて朝になった。

「門を開けば落葉多し」
門を開いて外に出てみれば、落ち葉は一面に落ちていた。
昨晩雨音だと思っていたのは、葉が落ちる音だったのか。

といった意味になりましょう。

この禅語は、文字面だけを見れば、晩秋の夜更けの光景を読んだ漢詩です。
しかしそこには禅の心が示されています。

皆さんはこの漢詩からどんな禅の心を読み取りますか。
ぜひお聞かせください。

ちなみに私は
「落ち葉の掃除をしなきゃだなあ。大変だなあ。」
でした。

まだまだ修行が足りませんね。
それでは、源さんでした。

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