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風と草

寒風にさらされて

2020-12-10
こんにちは、副住職の源さんです。
 
12月に入り、何かとせわしない日々が続きますね。
コロナ禍で例年とは違った年末年始になりそうですが、
だからこそ、少しずつ準備をして、気持ちよくお正月を迎えたいものです。
 
今日は住職の法話の紹介します。
 
「渋柿のそのまま甘しつるし柿」
 
そのままでは食べられない渋柿も、寒風にさらされることで、甘くなる。
人間も同じ。
年をとっても、なかなか渋は抜けないが、様々な苦難に耐え、
辛抱に辛抱を重ねることで、やがて人は丸くなり、味が出る。
年寄を大切に!
 
とのことです。
修行道場に入った際、老師から
「ならぬ堪忍するが堪忍、忍の一文字を胸に抱いて励むように」
という言葉を頂いたことを思い出しました。
 
今日も一日がんばりましょう。
それでは、源さんでした。
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